お花見の装い

 

桜の開花が待ち遠しい季節。

 

最寄り駅には桜並木があり、通るたびに枝先を見上げては、

「まだかな~」と思う今日この頃です(^^)

 

蕾が膨らみ始め、枝がピンクに色づき始める頃も、

チラホラと遠慮がちに咲く頃も、

今が盛りと咲き誇る頃も、

風に花びらが舞う頃も、

自然の采配には心奪われるばかり。

 

数年前、「原谷苑」という、京都の桜で有名なお庭に行った時、

ちょうど運よく満開の日で、

空気全体がピンクに見えたんですよ。

 

まさに「春爛漫」。

 

見惚れるとはこのことかと、何時間でも眺めていたいと

感じたことを思いだします。

 

 

お花見に、桜柄の着物を着るのは無粋

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そう言われるのは、

どんなに高価で素敵な着物であったとしても、

本物の桜にはかなわないから。

 

自然の営み、万物の命の育みに敬意をはらう、

そんな意味も含まれているのでしょうね。

 

 

では、

お花見に着物を着たいとき、どうするか・・・

 

 

私のおススメはこんな感じです。

 

 

 1. 色で春を表現する

 

 

ピンクはもちろんですが、イエロー、グリーンなど

春らしい、明るい色で軽やかなコーディネートにしたいですね。

 

一言でピンクやイエロー、グリーンといっても

色んな色があります(^^;

 

着物はどうしても面積が広いので、

顔映りのいい色を選びたいところ。

 

ご自身のパーソナルカラーを重視して選んでください。

 

パーソナルカラーに関しては、また別記事で書いてみますね。

 

着物の場合、洋服とは違って、

パーソナルカラーの捉え方を少し変えたほうがいいと思うので。

 

明るい、軽やかな色の着物を選ぶと、

顔がぼやけてしまうタイプの方は、

半衿を濃い色にして、メリハリコーディネートにすれば大丈夫ですよ。

 

 

 2. 敢えてシックに装って、桜を引き立てる

 

 

無彩色(白~グレー~黒)でまとめて、黒子に徹する(笑)

 

とか

 

寒色系でまとめて、対比させるイメージですね。

 

ただし、小物くらいは春らしい色使いにしたいところです。

 

 

 

 3. 桜柄を使いたいなら、ほんの少量

 

 

基本的にお花見って、上を見てることが多いですよね。

 

足袋や草履の鼻緒くらいなら

邪魔にならない程度に、遊び心もあっていいのではないでしょうか。

 

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着物のコーディネートに正解・不正解はありません。

 

どんな装いが似合うのかは、

性格や気質、年齢も関係してきますでしょ?

 

まだお若い方で、

お祭り大好きさんだとか、

とにかく全身全力で楽しんじゃう方なら、

着物も帯も「桜尽くし」なんてのもいいと思うのですよ。

 

きっと「桜」もどーんと受け止めてくれるはず(^^)

 

どんな人とどんな目的で集うかによっても、

選ぶものはすべて変わります。

 

若い時にしかできないコーディネートもあるし、

年齢を重ねたからこそ引き立つコーディネートもあります。

 

 

大事なのは、「あなたがどう在りたいか」です。

 

 

どんなコーディネートなら心浮き立ち、ワクワクするのでしょうね。

 

 

 

それではまた♪

 

 

 

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  着物で「心」と「外見」が変わったら・・・

 その後の「生き方」はどう変わると思いますか?

 

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