考えすぎて動けなくなる時
こんにちは。章紡ぎコーチの尾嵜佳子です。
だんだん夕暮れが早くなり、
季節が移りゆくことを感じます。
夏の暑さはあまり得意ではないですが、
何となく名残惜しさも感じる今日この頃です。。。
さてさて、早速
今日のテーマに参りましょう!
◆動けなくなる時ってどんな時?
先日、とある方(以下、Aさん)との話題に上がった内容です。
動けなくなる時、
人によって、理由は様々だと思います。
・動き方がわからない
・迷いがでてきた
・ブレーキ(重石)がある などなど、
その人の特性や状況によって、色々ありますよね。
Aさん自身は、
「考えすぎるのが原因」とお考えでした。
Aさんとお話ししていて、私が受け取ったイメージは、
思考が、台風や嵐のように
Aさんの頭の中をかき乱している
そして、時に
大海原で波にのまれそうになっているAさん
というものでした。
考えること自体は、
悪いことでもなんでもないのですが、
遭難しそうになっているならば
問題ですよね。
しかも、
動きたいのに動けない・・・
モヤモヤやジレンマが生まれると、
ココロが疲れてしまいます。
そんな事態が発生してしまうのは
どんな理由があるのでしょう?
どんなことをすれば、
抜け出せるのでしょう?
◆思考の波にのまれないために
本当にそれが最善なのか
本当にそれが正しいのか
本当にそれが好ましいのか
考え出すと、思考のループから
抜け出せなくなります。
私自身、覚えがありますとも(^^;
考えて、考えて、考えて、考えて
疲れ切ってしまって
結局何にもできなかった…
なんてこと。
考えるってことは、
「決める」ということを
先延ばしにすることです。
先延ばしにすると、
「決めないといけないと思っていること」が
どんどん溜まっていきます。
これって実は、
地味なんだけど、すごく負担なんですよね。
エネルギーが分散されるから。
さぁ、思考を整理していきましょう。
(1)分類する
①即決するもの
②熟考するもの
(2)①をさらに分類
①-1 やる
①-2 やらない → 思考から抹消
(3)①-1 実行 → 思考から手放せる
②に分類されるものの数を減らしていけば、
エネルギーの分散が改善されます。
更に、
②の熟考期間を短くできればどうでしょう?
そのためには
自分の中の判断基準を明確にすること。
行動をセットにすること。
正しい、正しくない
良い、悪い
思考はちょっと脇に置いておいて、
思ったことを行動にうつしてみたら
その先が見えてくるはず。
行動には、反応が伴うから。
その反応によって生まれる思考は、
よりよい思考、適切な思考になりませんか?
得られる結果も変わってきます。
更に、
自分の感覚に敏感になるのもおススメです。
ひらめくことや
湧き上がってくることを
大切にしてみましょう。
素直に受け取ってみてください。
思考の渦に囚われること
思考の波にのまれること
起こってもいないことに振り回されること
不安に苛まれること
そんなものから解放されたら、
軽やかに過ごしていけます。
とは言え
染みついた思考パターンや行動パターンは
中々変えられない…
なんて思っていませんか?
やる前からできるはずないと
思ってしまうのは、
自分で自分に限界を創ってしまうこと。
本当はできるかもしれないのに。
自分で自分に呪縛をかけていませんか?
あなたの中で眠っている力を
起こしてあげてくださいね。